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BR-001 海外レビュー3媒体まとめ:半分に切って出したスコアは?
アメリカのランニングメディア3媒体がBR-001をレビューしました。称賛も厳しい指摘もそのままにまとめ、ブラックで変わった点もお伝えします。
DARIMATIはランニングシューズから始まったブランドです。ハイブリッドシューズもウエイトリフティングシューズやランニングシューズなど出自はさまざまですが、私たちはランニングシューズをルーツに選びました。日常の動きはランニングにより近いと考え、シューズは日常で快適であってこそ価値があると思ったからです。
BR-001を作るときは、反発力、クッション、グリップ力を検討しながら、「日常でケガをせず、安定して動けるか」を問い続けました。次のステップとして、ランニングの専門家の評価を受けてみることにしました。専門のランニングシューズより高いスコアをもらうのは難しいでしょうが、ルーツがランニングシューズだからこそ、ぜひ聞きたい評価でした。
今年の2月から4月にかけて、アメリカのランニングメディア3媒体がBR-001を取り上げました。うれしい話もあれば、かなり耳の痛い話もありました。今回のノートでは、良いところだけを選ばず、そのままお伝えします。
なお、3つのレビューはすべて正式発売前のサンプルで行われました。媒体ごとに受け取ったサンプルや測定サイズが異なるため、重さなどの数値には多少の差があります。
「シューズを半分に切ったら、スコアはどうなる?」 — 1. RunRepeat

RunRepeatは、シューズを自ら半分に切り、重さ、クッションの高さ、硬さ、通気性を機材で測るメディアです。感覚ではなく数字で比較します。
BR-001は総合77点(Good)、安定性83点を獲得しました。安定性を重視して作ったシューズなので、ブランドが狙った方向がそのままスコアに表れた形です。下は他ブランドの高スコアシューズと比較した資料で、安定性の項目ではBR-001が上回っているのが分かります。

RunRepeatのレビューで良かった点と惜しかった点は?
良かった点
- A-TPUフォームの反発力:前足部のエネルギーリターンが68.7%で、平均の61.5%を上回りました。レビュアーは「良い意味で驚いた」という趣旨で評価しました。
- 安定した走行感
- 丈夫なつま先と良質な素材
- 日常で履きやすいデザインとリフレクティブ素材
- 3層メッシュのおかげで寒い季節に適している
惜しかった点
- 重さ:306gで、測定平均の261gより重い結果でした。
- 通気性:5点満点中2点でした。
- 硬さ:曲がりにくいため、速いテンポのランニングやレースには向かないと評価されました。
総評はこうでした。軽めのランニングや普段使いには優れているものの、重い重量と硬いソールが用途を狭めている、というものです。

| 測定項目 | BR-001 | 測定平均 |
|---|---|---|
| 重さ | 306g | 261g |
| エネルギーリターン(前足部) | 68.7% | 61.5% |
| つま先の高さ | 33.4mm | 27.0mm |
| つま先の幅 | 73.0mm | 73.2mm |
| 通気性 | 2/5 | 3.6/5 |
つま先の高さは平均より6mm以上高い結果でした。実際に履いた方が特に気に入ってくださる部分でもあります。パンギョの現代百貨店(Hyundai Department Store)のポップアップでも、「つま先にゆとりがあって指が圧迫されない」という声がたくさんありました。
「54年間走り続けるランナーはBR-001をどう見た?」 — 2. Road Trail Run

Road Trail Runは、複数のランナーが実際に履いて走り、レビューを書くメディアです。BR-001は編集長で創設者のサム・ワインバウム(Sam Winebaum)がレビューしました。54年間走り続け、マラソンの自己ベストが2時間28分というベテランです。
レビューのタイトルからブランドコンセプトを的確に捉えていました。「街に似合うランニングトレーナー兼スニーカー(City Ready Run Trainer and Sneaker)」でした。
Road Trail Runが挙げた長所と短所は?
良かった点
- 「ミッドソールがこのシューズの主役」と言えるほど、硬さがありながら反発力もあるA-TPUフォーム
- ボリュームのわりに軽い重さ:サンプルで267g(US 8基準)。一般的なEVAフォームとゴムで同じ構造を作ったら310g近くになっただろうと驚いていました。
- 非常に高い安定感:DARIMATIがブリッジメカニクス(Bridge Mechanics)と呼ぶ、ミッドソール内側面を圧縮成形して密度を高めた構造を詳しく紹介しました。
- 軽いトレイルまでこなせるグリップ力と、長持ちしそうなCPUアウトソール
- 中央を押して締めるクイックレースボタンを「天才的」と表現
惜しかった点
- かかと側が安定しすぎていて硬い
- コードの紐が穴を通りにくく、きつく締めにくい
- アウトソールが広くて厚いため、もっと曲がりやすくなるよう分割する必要がある
こうした点をまとめて「ニュートラルなランニングシューズというより、スタビリティシューズに近い」と整理しました。
私たちにいちばん長く残った一文はこれでした。BR-001は、街のランニングトレーナー、街履きのスニーカー、ジム、軽いトレイルまで、さまざまな用途をつなぎ(bridge)たがっていて、かなり近いところまで来ている、という言葉です。「橋(ダリ)」という名前に込めた思いを、アメリカのランニングメディアの編集長が先に見抜いてくれたわけです。
「理学療法士はBR-001をどう評価した?」 — 3. Doctors of Running

Doctors of Runningは、理学療法士を含むランニングの専門家が運営するメディアです。シューズが体に与える影響まで丁寧にチェックします。
良かった点
- ソールが安定していて、アウトソールが「大きな自信を与えてくれる」という評価
- しっかりホールドしてくれるアッパー
- 日常でも履きやすいシンプルなデザイン
惜しかった点
- 硬いA-TPUミッドソールに厚いアウトソールが加わり、着地が硬めな点
- 舗装路では硬く感じることがある点

ひとことでの評価はこうでした。ウォーキングや一日中履くシューズとしては十分に良く、今はそれがいちばん合った用途だ、ということです。締めくくりは「目標から遠くない」でした。
「3媒体が口をそろえたことは何だった?」
3つのレビューを並べてみると、共通点がはっきりしていました。
3つのレビューの共通点は?
共通して良かった点は安定感です。3媒体とも、BR-001を安定したシューズだと評価しました。DARIMATIが最初にいちばん大切に考えたのが、ぐらつかない安定感でした。
共通して惜しかった点は硬さです。特にかかととソールが硬く、速く長く走るには物足りないという内容でした。純粋なランニングシューズとして見れば、はっきりした課題です。
重さは意見が分かれました。RunRepeatは重いと評価し、Road Trail Runはボリュームのわりに驚くほど軽いと評価しました。
「レビューを受けて何を変えた?」 — BR-001ブラック、そしてVT-001



▲ BR-001 Oyster Grey · Sand Beige · Core Black
BR-001は現在、Oyster Grey、Sand Beige、Core Blackの3色で展開しています。ただ、3色がまったく同じシューズというわけではありません。
海外メディアがレビューしたグレーは、アッパーが3層メッシュです。細かく重ねて編んであるため丈夫で、風や寒さをよく防いでくれます。冬が寒い韓国には合っていますが、その分重さが増し、通気性は他のランニングシューズより劣りました。RunRepeatが指摘した「重い」と「通気性2/5」はここから来ています。

そこで、後から作ったブラックはアッパーから変えました。メッシュの向こうに指が透けて見えるほど通気性の良いメッシュを使っています。ブラックを履いた方から最も多く聞いた言葉は「軽い」です。レビューで最も多く指摘された部分が、ブラックでは最も多く褒められる部分になりました。
| グレー · ベージュ | ブラック | |
|---|---|---|
| アッパー | 3層メッシュ | 通気性メッシュ |
| 履き心地 | 丈夫で風を防ぐ | 軽くて涼しい |
| こんな方に | 通勤、ウォーキング、肌寒い日 | 暑い日のランニング、室内トレーニング |
ブラックの重さは260mm(US 8)基準で261gです。3媒体が共通して評価した安定感は、3色とも変わりません。どれも同じA-TPUミッドソールと安定したヒールを使っているからです。

紐も直しました。Road Trail Runのレビュアーが指摘した「紐がうまく締まらない」という問題は、BR-001ブラックとVT-001の両方で改善しています。
ランニングメディアが挙げた「硬い」「スタビリティシューズに近い」という点は、長く走るランニングだけで見れば惜しいところです。しかし、スレッドを押し、ランジをし、バーベルを持ち上げる瞬間には、足元がぐらつかないことが何より大切です。ランニングシューズから出発してウエイトの世界へ橋を架けるというDARIMATIの方向性は、ランニング専門家の評価によって、むしろいっそう明確になりました。
おわりに

良いレビューだけを選んで載せれば簡単だったでしょう。それでも、1年目のブランドに必要なのは称賛よりも正確なフィードバックだと思っています。実際に履いてみた方の感想も、ぜひコメントで教えてください。次のシューズを作るときの参考にします。
レビューの原文は以下からご覧いただけます。
- RunRepeat: Cut in half: Darimati BR-001 Review (2026)
- Road Trail Run: Darimati BR-001 Review: City Ready Run Trainer and Sneaker
- Doctors of Running: DARIMATI BR-001: Quick Evaluation (2026)
ひと目でわかる
- レビュー媒体
- RunRepeat · Road Trail Run · Doctors of Running (アメリカ、2026年2~4月)
- レビュー条件
- 正式発売前のサンプル
- RunRepeatのスコア
- 総合77点(Good)、安定性83点
- エネルギーリターン(前足部)
- 68.7% (測定平均61.5%)
- 重さ
- RunRepeat 306g · Road Trail Run 267g(US 8) · ブラック 261g(260mm, US 8)
- 共通の評価点
- 安定感
- 共通の課題
- 硬いソール
- カラー別アッパー
- グレー・ベージュ 3層メッシュ / ブラック 通気性メッシュ
2026. 10. 27. 時点
よくある質問
BR-001はRunRepeatで何点を獲得しましたか?
総合77点(Good)で、安定性の項目は83点です。
海外の3つのレビューが共通して挙げた長所と短所は何ですか?
長所は安定感で、短所はかかととソールが硬い点です。速く長く走るランニングには物足りないという評価でした。
BR-001は重いですか?
レビューによって異なりました。RunRepeatは306gで平均より重いと評価し、Road Trail Runは267g(US 8基準)でボリュームのわりに軽いと評価しました。通気性を高めたブラックは260mm(US 8)基準で261gです。
BR-001はカラーごとに何が違いますか?
グレーとベージュは3層メッシュで丈夫、風をよく防ぎます。ブラックは通気性の良いメッシュで、軽くて涼しいです。ミッドソールとヒールは3色とも同じなので、安定感は変わりません。
レビューで指摘された紐の問題は改善されましたか?
Road Trail Runが指摘した、紐がうまく締まらない問題は、BR-001ブラックとVT-001で改善しました。